台湾支部と日本の校友らが交流

 校友会台湾支部は2019年8月24日、第17回2019年度支部総会を台中市内のホテルで開いた。日本から新部昭夫副学長ら大学関係者の他、九州地区と関東地区の校友ら11人が参加、総勢約80人が集い、盛大に行われた。同支部総会は毎年開いており、台北市、台中市、高雄市と順番に開催している。進行は藍蒼洲幹事長が行った。
 台湾支部の鄭耀星支部長は「現在、台湾から農大への留学生は8人、ピーク時には56人いた。私たちも農大の良さを積極的にPRして留学生を増やしていきたい。教育関係の校友にはご配慮をお願いしたい」と日本語であいさつ。
 髙野克己学長はメッセージで、農大の近況を紹介した後、「留学を考えている人だけでなく、卒業生にも今の農大を知ってもらう機会にと、翌25日に台北市内で農大の説明会を行う。農大としては、海外で行う初めての説明会で、今後も毎年行いたい」と述べた。
 校友会の豊原秀和副会長は、海外15か国・地域の支部が設置されており、海外との交流を進めていこうと今回実施したとし、「海外の留学生についても校友会の活動を通して確保していきたい」と強調した。
 続いて、農大の今を紹介した映像を鑑賞した後、参加者全委員が自己紹介。農大に留学後、母国の大学や食品業界など、各界で活躍している姿が語られた。日本の校友も一人一人紹介を受け、懇親会では両国の校友が大いに語り合うことができ、思い出深い交流となった。
 農大と国立中興大学(台中市内)は1992年に大学間協定を締結、台湾校友は農大からの短期留学に全面的に協力している。
 総会終了後、引き続き台湾教育後援会が開かれ、農大現役学生と父母らが参加した。
日本からの校友は翌25日から27日まで、鄭支部長、藍幹事長、林海平委員らとともに台北市内にある鄭支部長ゆかりの鄭成功廟や、宜蘭県の酢工場視察の他、花蓮の太魯閣などを見学、最終日には藍幹事長の経営する企業の視察も行った。

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