天皇盃第22回全国男子駅伝を応援
大寒を過ぎた1月22日(日)、時折、広島市の北側の山から吹き下ろす風とみぞれまじりの小雪の中、我が県支部の校友有志が会い集い、母校東京農業大学出身の選手に熱いエールを送り、声援しました。
各県のゼッケンを胸に、平和記念公園を発着点に宮島街道を走り抜ける全国都道府県対抗男子駅伝に、野村英雄顧問(昭39年農卒)、竹重博樹支部長(昭44年農卒)、高橋敬明前支部長(昭43年工卒)をはじめ、校友会広島県支部有志11人(三原分会3人(野村顧問の奥様を含む)・三次分会1人・広島分会7人)が、松葉緑の「東京農業大学」「東京農大広島県支部」の幟15本と「頑張れ!!広島県」の横断幕を
掲げて、出場の選手に熱い声援と母校の名声をアピールしました。
本大会には、母校東京農業大学から、学生の高田悠太君(宮城県)・OBの浅岡満憲さん(千葉県主将・日立物流)、戸田雅稀さん(群馬県主将・日清食品G)、また、付属高校から農大二高の西山和弥君、千明龍之佑君、栗原啓吾君(群馬県)、農大三高の橋本龍君(埼玉県)の7名がエントリーされ、高田君及び栗原君は残念ながら走ることはできませんでした。
大会に先立ち、母校の陸上競技部の平石浩コーチがお見えになられ、箱根駅伝本戦への復活の意欲や学生寮(青雲寮)施設の環境整備等、意見交換を行いました。
今年の4月には、世羅高校の陸上部の生徒が入部するとのお話しもいただき、箱根駅伝本戦への出場を目指して頑張ってもらいたいと思うばかりです。
沿道に出ての応援は、一般が走る3区(宮島街道)の広電地御前駅近くに陣取り、群馬県からの戸田雅稀選手並びに浅岡満憲選手に頑張れのコールで熱い声援をしました。
応援場所においては、我々の声援に応えるように、戸田雅稀選手(正月の全日本実業団駅伝1区区間賞)はトップグループで、浅岡満憲選手(正月の全日本実業団駅伝1区4位)は4位グループで、力強い走りを見せての疾走でした。このことは、応援した我々の望外の歓びと感じました。
また、戸田雅稀選手には、群馬県高崎市から追っかけ女性2名の方とともに、盛大に手を叩いて応援しました。
3区の応援の後、全員が平和記念公園に戻り、走り終えた戸田選手、浅岡選手、残念ながら走ることができなかった高田選手を盛大な拍手で迎え、竹重支部長から厳島神社で祈願した「必勝しゃもじ(飯とる)」とお土産の「もみじ饅頭」を手渡し、来年の再会を願って散会しました。
県支部にとって、全国校友に元気と勇気を享受できたものと思っております。
この大会には、関東の中央大学、明治大学、東洋大学等の幟や応援を見ることができ、各大学の校友の皆さんの熱い思いも感じました。
なお、この応援に先立ち、竹重支部長から松葉緑の生地で染め抜いた「農大」の東京農業大学広島県支部校友会の旗が初披露されました。
我が広島分会として、開催地の広島市内の広島市役所・広島市農協・会社等に勤める校友60数通の呼びかけには、多くの校友の皆さんの意識や価値観の違いで、同じ思いで参集されなかったのが残念でなりません。大きな課題を背負った応援でした。来年は、より多くの校友が集い、応援されるよう期待しております。
応援に集まられた校友の皆さん、大変ご苦労さまでした。“ありがとう 感謝”
(広島分会長 長原 毅・昭和41年農卒)