令和元年度支部総会を開催しました
夏だと言うのに天候異変。お盆明けの15日には,台風10号が広島県を縦断し,島根県から日本海に。その後,梅雨を思わせるような連日の曇りや降雨が続いており,天候異変は,年ごとに激しくなってきております。
このような中,晴れ間を縫って,8月25日(日),広島市内のTKPガーデンシティ広島駅前大橋において,校友32名(広島分会15名・呉3名・三原5名・福山5名・三次4名)の出席をえて開催しました。出席者が近年にない低調でありました。
総会には,校友会本部から糠谷禎則常任理事(昭50年工卒)・大学から長島孝行教授(昭53年農卒・昭58院農卒・農学部デザイン農学科長・農学博士)のご臨席をいただきました。
総会に先立ち,東京農大公開講演会を開催し,長島孝行教授による「作って良し買って良し地域の良しの農デザイン」と題したご講演をいただきました。
長島教授には,昆虫学研究を基礎とした昆虫の機能やパワーを応用した技術で新製品を生み出す「インセントテクノロジー」についてお話され,痛みのない注射針とか蚕等でつくらせたよ<伸びて軽い絹糸で編まれたサンシルク等の実用例を交えた興味のある話をいただき,出席者の中からは,良かったと大好評をいただきました。長島教授には,昆虫等を活用した新たな製品開発に,ますますのご精進を期待します。
講演会後,出席された校友の皆さんとの記念撮影とあいなりました。
総会では,竹重博樹支部長(昭44年農卒)の挨拶に続き,来賓としてお招きした校友会糠谷禎則常任理事並びに長島孝行教授から,校友会の現状と在り方並びに大学の近況について,ご挨拶をいただきました。
特に,毎正月の国民的行事である箱根駅伝への選手強化や出場に向けての「箱根駅伝への道・Oneコイン募金」について,毎年,校友会支部募金目標額20万円の協力要請がありました。当日においても,募金箱を設置し,校友の皆さんのご協力をお願いしました。
その後,議案として提案した前年度の活動報告及び収支決算(案)・会計監査報告。令和元年度活動方針及び収支予算(案)について,承認をいただきました。また,竹重支部長から,来年度校友会組織が発足して60年を迎えることとなり,節目として記念行事を行いたい旨,お話がありました。
最後に勝山修(昭56年農卒)三次分会長の閉会挨拶で,総会を終えることができました。出席されました校友の皆さん,誠にありがとうございました。
校友の皆さん,校友会活動にご理解をいただき,あらゆる場面での,ご協力を切にお願いします。