ちちぶ定住自立圏と東京農業大学との包括連携協定締結式・交流会の開催
平成29年11月17日午後1時30分より、埼玉県秩父市内の秩父神社に於いて、「ちちぶ定住自立圏と東京農業大学との包括連携協定締結式」が行われました。
埼玉県内の市町村と東京農大との包括連携協定は始めてのことです。
当日は、髙野克己学長、エクステンションセンター長の立岩壽一教授、同センター次長の赤羽聡様、学長室次長の高柳和直様に埼玉県の奥座敷秩父市へお出で頂きました。
連携協定は、大学にて締結式を行うのが恒例でありますが、1市4町の首長を一堂に会するには、日程調整が付かず髙野学長他大学側から出向いて頂きました。
この協定は、秩父圏域の1市4町(秩父市・横瀬町・皆野町・長瀞町及び小鹿野町)の人口減少等に対応するため、生活圏が同じ市町村が協力して、定住自立圏を確立することが主な目的です。
更に、東京農大の社会貢献を進める「食料、環境、健康、エネルギー」をキーワードに、農大の建学の精神と教育研究の理念のもと次の「ひと・もの・こと」を繋げて自治体の地域活性化に向けた連携を深めることが盛り込まれました。
(1)教育・研究等を通じての人材育成「ひとづくり」
(2)環境保全・地域づくり等を通じての地域産業資源を活用する「ものづくり」
(3)地域マネージメントの計画・政策等をコーディネートする「ことづくり」
この包括連携協定により、①大学の課外授業や研究等のフィールドとして秩父地域を活用すること。②秩父圏域でのインターシップや就農・就職を考える大学生に積極的な支援が行えること。③地域課題の解決に向けて、大学からの専門的な助言及び支援など期待され、これらが秩父地域の自治体(1市4町)と東京農大の連携協定より地域活性化に貢献できるものと期待されます。
調印後、校友会埼玉県支部が準備・主催して開催された交流会(写真)では、埼玉県支部秩父常盤松会の校友らが多数参加して協定調印をお祝いしました。交流会では、開会のあいさつを吉田廣文県支部長、主催者挨拶を埼玉県支部長の外園(校友会副会長)が行った。また、ちちぶ定住自立圏推進委員長で秩父市の久喜邦康市長、東京農大の髙野克己学長、町村会を代表して皆野町長の石木戸道也様に来賓挨拶を頂いた。交流・懇親会に入り、各町長から農大に期待する挨拶を賜り、秩父地域で活躍している校友の会社経営の抱負が語られ、和やかな交流会が行われました。