「東京農業大学校友世界大会2016 in Japan」が盛大に開催されました
東京農業大学校友会主催の「東京農業大学校友世界大会2016 in Japan」が9月23日午前9時30分から東京農業大学世田谷キャンパス百周年記念講堂で開催されました。この大会は大学創立125周年に合わせて開いたもので、校友会主催としての世界大会の開催は史上初めてであり、式典には、海外14支部、国内46支部の役員、一般参加者、大学関係者を含め380人が参加されました。
開会に先立ち、本世界大会を楽しみにされながら2015年12月にご逝去された元台湾支部長・謝克昌様、本年5月にご逝去された前ブラジル支部長・沖真一様並びにご逝去された多くの東京農業大学卒業生校友に黙祷を捧げました。
大会実行委員長の豊原秀和校友会常任理事の開会の辞で式典が開会、校友会を代表して三好吉清会長が挨拶しました。
学校法人東京農業大学理事長大澤貫寿先生、東京農業大学学長・同短期大学部学長高野克己先生からご祝辞を頂いた後、海外支部各地域を代表して、原島義弘氏・ブラジル支部長(南米地域)、松尾健一氏・カナダ支部長(北米地域)、ソムチャイ・チャカタカーン氏・タイ支部長(アジア地域)から各地域の近況を含め挨拶を頂きました。
その後、大会基調講演として高野克己学長とフィリピン大学 フェルナンド C サンチェス学長の両名よりご講演頂きました。
また、アトラクションとして現役学生である農友会マンドリン部「蒙古放浪の歌」 などの演奏、全学応援団のリーダー公開、チアリーダー部の元気溢れる演技が行われ、大会に華を添えました。
午後にはそれぞれ東京農大アカデミアセンターを中心に学内視察をした後、参加者を代表して、パンアメリカン代表石川準二氏、ブラジル代表佐藤卓司氏から記念講演がありました。
大会副委員長の宮林茂幸校友会常任理事の閉会の辞にて大会は幕を閉じました。
その後、専用バスに分乗し、明治記念館「富士の間」に会場を移し、東京農業大学客員教授でもある秋篠宮文仁親王殿下のご臨席の下、450名超の参加者にて大会祝賀会を盛大に行いました。
祝賀会は、外園𢜟校友会副会長の開会の挨拶で始まり、大学からは本年度創立60周年でもある国際農業開発学科の入江憲治学科長より記念の挨拶を頂きました。
三好吉清会長、大澤貫寿理事長、高野克己学長、元ブラジル支部長・五十嵐司氏、フィリピン支部長・プリシラC・サンチェスさんが卒業生校友の酒造蔵元である出羽桜酒造の祝い酒「出羽桜」の「こもだる」を鏡割り、東京農業大学新部昭夫副学長の音頭により記念枡で乾杯を行い、出席者に振る舞いました。
懇親・酒宴の会では、国境を越えた旧友や恩師との再会、校友同士の新たな交流など、世代や学部・学科を超えた様々な校友の懇親・懇話に花が咲き盛り上がりました。
また、祝賀会の最中には、5分間スピーチで海外支部代表並びに国内支部代表より各支部の近況報告、校友の活躍ぶりなどが披露されました。
アトラクションは大学農友会ダンス研究部の学生による演舞と、全学応援団リーダー部の「蒙古放浪の歌」を参加者みんなで合唱、さらに同リーダー部とチアリーダー部による東京農業大学学歌を懐かしみながら声高らかに熱唱しました。
中締めは大会副委員長でもある志和地弘信校友会監事が万歳三唱し、参加者はまたの再会を約束して、閉会しました。
また、翌24日、25日は海外支部校友を中心に約130名がオプションツアーに参加し、さらに交流を深めました。オプショナルツアーの概要は下記の通りです。
(9月24日)
◯勝沼ぶどう郷<山梨県支部協力>
白百合醸造(ワイン工場視察)、観光農園・一古園(ブドウ栽培視察・バーベキュー)
◯東京農大富士農場(飼育実習・研究の現状を視察)
◯ホテルサンバレー伊豆長岡にて情報交換会開催(伊豆長岡宿泊)<静岡県支部協力>
(9月25日)
◯伊勢原農場(大学の栽培先端技術の視察)、厚木キャンパス視察・研修(農学部の現状と先進教育研究施設の視察)<神奈川県支部協力>
以上が世界大会の概要報告です。
開催に当たって、ご支援ご協力を頂きました東京農業大学はじめ関係者各位に心よりお礼申し上げます。