令和元年度東京農業大学校友会通常総会を開催しました
令和元年度東京農業大学校友会通常総会が5月24日、東京・世田谷キャンパスの横井講堂で開かれた。平成30年度事業報告・決算報告、令和元年度事業計画・収支予算などが全会一致で承認された。また、主催者あいさつで三好吉清会長が退任の意向を示した。来賓祝辞では髙野克己学長が新入試制度等について説明した。
総会には全国から代議員210人(うち委任状56)が出席した。主催者を代表して三好会長と外園ツヨシ副会長があいさつ、学校法人東京農業大学の大澤貫寿理事長、東京農業大学の髙野克己学長が来賓祝辞を述べた。この他、新部昭夫副学長、手島秀樹事務局長が来賓として出席した。
議長に大分県支部長の加藤早苗氏(昭48農)を選出、加藤議長が梶山孝泉氏(昭58拓)、緒方和彦氏(昭63林)を議事録署名人に指名した。議案、報告事項の説明は小野甲二常任理事が行った。上程された全4議案とも異議なく承認された。
第1号議案「平成30年度事業報告並びに決算報告の承認に関する件」では、「箱根駅伝への道oneコイン募金」事業の創設と実績などが報告された。第2号議案「令和元年度事業計画並びに収支予算の承認に関する件」では準会員(現役学生)への支援を新たに盛り込んだ。これにより、大学キャリアセンターと連携して準会員の就職活動を支援、同センターの委託を受けて就職支援活動費を交付することとした。第3号議案「会則の一部変更に関する件」は、短期大学が閉学されたことによる文言の変更。第4号議案「校友会第2号理事の承認に関する件」では5人の新理事が承認された。
報告事項では役員選挙の日程、㈱農大常磐松と㈱農大桜丘の営業報告が行われた。
総会後、会場に農友会陸上競技部の小指徹男子監督(昭62経)を招き「箱根駅伝への道oneコイン募金」の贈呈式が行われた。同募金の第2期分、200万円の目録を小指監督に手渡した。
小指監督は「4月に新入部員13人を含め選手45人、マネージャー、監督、コーチ合わせて56人でスタートを切った。全員が今年は箱根駅伝の予選を突破するという思いで頑張っている」と決意を表明。「oneコイン募金が有効に使えてありがたい。来年は9人の選手勧誘がほぼ決まった。近年になくレベルが高くなる。今後、この勧誘を続けていけば箱根に復活し、常連校に戻ることもできる。ぜひ今後とも支援を」と感謝の言葉を述べた。